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事業紹介

ハイアスのミッションとパートナー会員

私たちハイアス・アンド・カンパニーは、全国各地の工務店、建設会社、不動産仲介・管理会社など、住生活全般に関わる事業者様を支援しているコンサルティング会社です。

全国各地で、地域に根差して良質な住環境づくりを行っている事業者の皆様は、私たちのクライアントというよりも、志を同じくするパートナーです。

私たちハイアス・アンド・カンパニーがミッションとして掲げている、「住宅・不動産の取得が個人の資産形成に直結する社会の実現」の理念に賛同していただき、ともに理想の社会の実現に向けて切磋琢磨しています。パートナーの皆様の発展は、地域社会の発展につながり、結果としてハイアスの発展にもつながっています。

ハイアスの資産と強み

ハイアスは、建築会社でも不動産会社でも設計事務所でもITシステムベンダーでもありません。私たちハイアスの資産は全国1,300社を超えるパートナー会員の皆様です。そしてパートナーの成長を通じて自身の成長も実現しようと真摯に日々の業務に取り組んでくれているハイアス社員たちです。

全国のパートナー会員の中には、極めて優れた意思決定力と卓越した実行力を兼ね備えた優秀な経営者がいます。秀でた実績を残しつつ、顧客からも絶大な信頼を得ている優秀な営業担当者がいます。高い施工品質を実現しながら、原価をコントロールして利益を生み出すことができる優秀な現場監督がいます。
私たちは彼らの優秀なポイントをつぶさに分析し、成功要因を構成しているナレッジに光を当て、そのナレッジを極限まで標準化します。そして、誰にでも再現可能なレベルまで落とし込んだツールやシステムを開発したり、研修プログラムを構成したりしています。そこには、パートナー会員に対して粘り強く分析的な視点で深く入り込み、質の高いアウトプットを出し続けるハイアスマンたちがいます。
そしてそれを真面目に学んだパートナー会員の皆様方がまた新たな成功を生み出してくれます。このようにして業界全体のレベルアップを促進し、イノベーションが起きる土壌を生み出すサイクルがあること、これがハイアスの強みです。

住宅不動産業界のイノベーションが不可欠です

ハイアスの事業領域は、住宅・不動産業界であり、クライアントは全国の住宅・不動産業界に関わる事業者の皆様です。

住宅・不動産業は地域密着産業です。そのため事業エリアは限定的となり、事業規模は地域の商圏の大きさの制限を受けることになります。したがって、どうしても経営規模は小さくなることが多いのです。事実、この業界を構成している事業者の9割以上は中堅・中小企業です。

中堅・中小企業の一番の経営課題は、「経営資源の不足」です。
自社の商品力が弱い、企画力がない、人が育たない、人が採用できない、事業資金が足りない、経営情報が不足している、そしてIT化も遅れている業界です。

経営資源が不足している企業が多いため、どうしてもおのおのが努力するだけではイノベーション(経営革新)は起きにくく、またそのスピードも遅いのです。

そのために、私たちハイアスは、経営意欲こそあるものの課題を抱えているパートナー会員に対して、ある時は「商品企画・開発部門」になり、ある時は「マーケティング部門」にもなります。人財育成は私たちの最も得意とする分野ですし、購買力(コストダウン)、施工管理から品質管理に至るまで住宅・不動産事業のビジネスプロセスにおいてイノベーティブなナレッジを提供しています。

住宅・不動産業界の最大の課題は生産性の低さです。生産性を上げることで、エンドユーザーに対してはより良い住環境をより安価に提供できることになるし、そこで働く人たちの待遇を良くすることもできます。

ハイアスは、住宅・不動産業界に生産性を上げるための支援を通じてイノベーションのタネを蒔き続けています。

ハイアス商材のR&D(研究開発)プロセス

ハイアスが提供する経営システムや住宅ブランドは、すべてパッケージ化されています。経営力、商品力、営業力、マネジメント力を総合的にサポートします。
商品力があっても営業力が弱ければダメだし、営業力が強くてもマネジメント力が弱ければ組織が作れません。マネジメント力があっても商品力が弱ければ業績があがることはありません。ナレッジは総合的であることが大事なのです。

ハイアスが提供しているパッケージは「ハイアス商材」と呼んでいます。
現在、20に迫る商材をすでに展開中ですが、非常に変化の速い業界ですから毎年ひとつ以上のハイアス商材を世の中に出すことを自らに課しています。

そのため、常に市場の変化を読み取り、クライアントの課題に耳を傾け、マーケットニーズの高い商材開発をしようと努めています。
その商材開発を担っているのが、私の管轄である事業開発本部(R&Dチーム)です。事業開発本部が商材の企画を立て、プロトタイプを作り、トライアルに協力してくれるパートナー会員とともに実証実験をします。実証実験の間に改善を重ね、「これでイケる!」となった段階でマーケットにリリースします。
ハイアス商材に共通するコンセプトは、住宅資産価値維持に資すること、エンドユーザー目線であること、環境共生であること、性能が高いこと、効率的であること、イノベーティブであることなどです。
商材トライアルに入る前には必ず次の問いかけをします。
「この商材にはハイアスらしさがあるか?」
そして
「この商材はハイアスがやる価値のあるものか?」

この研究開発段階の商材のシーズ(種)は常時20くらいあります。事業開発部のスタッフは今日もトライアルパートナーとともに商材のブラッシュアップに励んでくれています。

エンドユーザー事業が私たちにもたらすもの

もうひとつ、ハイアスならでは、というか普通のコンサルティング会社ではほぼやっていない事業をご紹介します。それはエンドユーザーの紹介事業です。
ハイアスはエンドユーザーにも直接触れています。市場ニーズをつかみ、業界ならびに企業の問題点をあぶりだすためにもエンドユーザーの声を直接聴く部門を持っていることはコンサルティング会社として大変重要なことだと考えているからです。

実際、エンドユーザーと事業者の間で商談中に行き違いが起きることは頻繁にあります。例えば、営業指導している中で、営業担当者が「このお客様は今月契約できます」と言っていたとしても、実はお客様は全然契約する気がない、というようなことは日常茶飯事です。営業担当者が説明したことを理解できていないお客様もいます。もともとは誤解が発端だったのに、お客様が疑心暗鬼になり商談が壊れることもあります。

エンドユーザーは工務店のことがわからないし、工務店はエンドユーザーのことがわからないのです。

私たちはエンドユーザーと事業者であるパートナー会員をつなぐ2つの部門を稼働させています。

ひとつは、コールセンター部門(経営支援本部CRM室)です。CRMとはカスタマー・リレーションシップ・マネジメントの略で、顧客との良好な関係性をマネジメントする部門という意味です。

例えば、ハイアス商材であるR+house(アール・プラス・ハウス)に関心を持たれたエンドユーザーから、メールや電話、ホームページなどからハイアスにコンタクトがあるとCRM室のスタッフがコールをして接触します。建築検討状況やご希望やご不安ごとなどをヒアリングした後に、最もふさわしいと思われるパートナー会員(住宅会社)をご紹介し、おつなぎします。一次対応の後も定期的にフォローコールを行います。この過程でその住宅会社の課題が見えてくることもあります。その課題は必要に応じて住宅会社にフィードバックもします。


こういった紹介事業を実際の店舗でより広くおこなっているのが、子会社の株式会社ans(アンズ)です。
ansでは、お客様に住宅会社を紹介するというよりも、お客様自身で最適な住宅会社を選んでもらうことを旨としています。選ぶことが出来るだけの知識と情報をお客様に持ってもらうことがゴールです。そのため、住宅会社を選択する前段階で、ansが毎週開催している必須4講座(①資金勉強会、②建物性能勉強会、③価格のしくみ勉強会、④土地選び勉強会)を受講してもらい、家づくりのための知識を持っていただきます。知識と情報を得て、厳しい選択眼を持った住消費者を増やすことは、住宅会社を鍛えることにつながり、いずれ必ず住宅業界全体が良くなっていくと考えているからです。
実際、提携住宅会社からは「ansのお客様からの質問は専門的でシビアです」というお声をよく聞きます。同時に、「でも基礎知識がある分、こちらの説明もよく理解してもらえるのでやりやすいです」という嬉しい話もいただきます。
ちなみに、ansの事業は成功報酬型です。ansのお客様が住宅会社と契約し、着工した段階で紹介料を住宅会社からいただきます。それ以外に提携時の登録料とか毎月の会費などは一切いただきません。これは実は大事なことで、先にお金をいただいてしまうと住宅会社が主たる顧客となり、お客様を住宅会社に紹介することが業務のゴールになってしまうからです。こうなると「登録しているのに紹介がないじゃないか」などとお叱りをいただくと、お客様の要望にマッチしていない住宅会社までご紹介してしまうことにもなりかねません。成功報酬であれば、紹介がないという声をいただいた場合でも、なぜ、お客様が御社を選ばないのかということをフィードバックすることが出来ます。
住宅会社さんには、提携にあたっては紹介料を宣伝広告料などの販売促進コストと捉えていただいて、ans紹介のお客様でも一般のお客様でも価格を変えないことを条件とさせてもらっています。今、ansは熊本で2店舗運営していますが、今後、全国各地に展開を進める予定です。

事業会社であるansはもとよりCRMのコールセンターも顧客紹介をサービスではなく事業としてやっています。紹介料という対価を頂く以上、業務にはシビアに取り組み、質の高いコーディネーションサービスが提供できるよう努めています。

最後に

今後もハイアスは新商材・新サービスを展開していきます。中でも今、最もパートナー会員様からご期待頂いているのは、来春リリースで準備を進めている不動産クラウドファンディング事業です。パートナー会員の住宅・不動産事業を金融面でもサポートできるようにしていきます。

一人でも多くの方が資産価値の高い住宅・不動産を安心して持つことができる社会を実現するために、ハイアスはこれからもその使命の実現に向けて積極的に事業を推進していきます。

川瀬 太志
取締役常務執行役員

慶應義塾大学商学部卒業後、都市銀行(大和銀行、現りそな銀行)に入行。その後、大手経営コンサルティング会社を経て、2005年にハイアス・アンド・カンパニーの設立に参画し取締役に就任(現任)。2013年、株式会社ans(ハイアスの消費者支援事業)代表取締役社長就任(兼任)。